特集 住民とともにつくる「健康日本21」地方計画
【事例⑥】計画づくりに参画する住民にとっての地方計画
頼 住一
1
,
田中 好
2
1よりずみ医院
2近江八幡市
pp.364-371
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662903003
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近江八幡市では,健康日本21地方計画として住民主体の策定委員会を設置し,「健康はちまん21プラン」を策定した。このプランは母子保健総合計画や老人保健福祉計画などを網羅し,総合保健福祉計画として位置づけられている。広い視野で健康づくりを検討してもらうため,策定委員会には,医療従事者,商工会,自治会代表などにも参加を募った。ここで挙げられた課題の検討や情報収集を行う場には,市民参加型の4つのワーキング部会を設置し,独自の調査や数々の話し合いをもった。
今年3月に計画案は完成し,今後その推進と評価のために,行政推進会(仮)と評価委員会が設置される。策定委員会とワーキング部会はそれぞれ名称を変更し,引き続き関与していくことになっている。
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