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調理実習にいろいろなメッセージを盛り込んで—横浜市戸塚区保健所のマタニティクッキング教室
八木 保
pp.987-990
発行日 1998年11月10日
Published Date 1998/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902919
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「すり鉢で胡麻をすったことないんだけど,こんな感じでいいの?」問いかけた方も聞かれた方も大きなおなかをした20代の女性。横浜市戸塚区の地区センターの調理室で行われている“マタニティクッキング教室”のひとこまである.この事業の詳細については本号活動報告欄にご執筆いただいたので本欄と併せてご覧いただきたい.
横浜市戸塚区保健所のマタニティクッキング教室開始の経緯は,母親教室の参加者に1日の献立を書いてもらったところ,偏った食事傾向が見られたり,食事をつくることを通して学びたいという要望があったこと.そこで昨年度,栄養改善健康増進事業の1つとして,妊婦を対象に調理実習を取り入れた教室を1回開催したところ好評で,平成10年度は年間6回の開催になった.
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