特集 保健所とともにつくる「健康日本21」地方計画
【町の実践①】「いきいきゆばら21会議」を中心とした健康づくり
大熊 江美子
1
1岡山県湯原町健康福祉課
pp.748-752
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902671
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湯原町の概況
湯原町は中国山地の中程に位置する少子・高齢・過疎の小さな町です(表1,地図738頁参照)。町内の10か所から良質の温泉が噴出し,無色透明の単純アルカリ泉は「西の横綱」といわれ,古くから湯治場として,観光地として親しまれています。
湯原町の健康づくり部門に従事するスタッフは保健師1名,栄養士1名,事務職員1名です。市町村合併の動きが加速度的に進むなか,人口減少に合わせた職員の定員見直しによるスタッフの削減,また,業務の内容として介護保険の導入,権限委譲などがあり,保健師の活動は質,量ともに大きな変革のなかにあります。
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