特集 「グループづくり」から「地域づくり」へのプロセス
【実践例2:まちづくグループ】「健康なまちづくり」グループの歩み—「みんなでつくる健康なまちシンポジウム」はこうして開催された
三上 公子
1
,
米田 幸吉
2
,
永井 隆
3
,
イローナ・キックブッシュ
4
1青森市健康福祉部健康づくり推進課
2活き,粋サークル浅虫
3浅虫小学校
4エール大学医学部疫学・公衆衛生学部
pp.660-673
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902657
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青森市では,平成11年度から13年度の3年間を,「青森ヘルスプロモーション」の第1期,つまり,市役所内の体制づくりとモデル地区方式による基盤づくりをする期間としました。そして,3年間の地域づくり活動から導き出された理論を第2次健康づくり基本計画の柱とし,政策としてヘルスプロモーションに取り組むことを青森市は明言しました。私は,この第1期の企画とモデル地域での活動を担当しました。
「青森ヘルスプロモーション」の活動は,「健康づくりのグループを育成して,そのグループを支援する」という旧来の組織支援と比較すると,下記の特徴があります。
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