特集 精神保健福祉にどう取り組むか
保健婦に求めるもの
[精神科医療]退院援助を担う者としての期待
漆原 和世
1
1同和会千葉病院
pp.658-660
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902239
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私は昭和50年に民間の精神病院にケースワーカーとして就職し,現在に至っています。この間,入院患者,特の長期(3年以上)入院患者の退院援助と社会復帰活動をワーカー業務の核として実践を積み重ねてきました。
医療(治療)を中心とした病院で,医師や看護婦といった有資格者(専門職)に囲まれ,資格もなく非医療職の精神科ソーシャルワーカー(PSW)として,無我夢中で四苦八苦しながら社会復帰活動に取り組んできました。
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