連載 感染症 Up to Date・39
都立高校文化祭への「出張保健所」エイズ予防啓発(その1平成9年度のアプローチ)
金子 道子
1
,
湯本 麻美子
1
,
野間 香保
1
,
柳 由美子
1
,
浅野 弘美
1
,
木村 美枝子
1
1品川区荏原保健所
pp.1156-1157
発行日 1998年12月10日
Published Date 1998/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901912
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はじめに
今年の世界エイズデー(12月1日)は世界中が若者をターゲットにキャンペーンを実施することになっている。また,日本において厚生省は世界エイズデーのテーマを「時代が変わる,君が変える〜大切な人と生きるために」と決定した。
HIV感染者は,20〜30歳代で特に増加しており,その中でも異性間の性的接触が主流を占め,今や“誰もが感染するかもしれない”という状況である。こうした状況に対して保健所では,エイズ相談や抗体検査をはじめ,積極的な啓発活動やPR対策に創意工夫が求められている。
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