特集 ヘルスプロモーションと口腔保健
生活に視点をおいた在宅歯科保健への取り組み—保健婦と他職種との連携を通して
太田 しづ江
1
,
永井 成子
1
,
原 久見子
1
,
馬場 由紀子
1
,
中村 あゆみ
1
,
田中 康之
1
,
中村 理恵
1
1八千代市役所在宅保健課
pp.281-285
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901755
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要約
八千代市では,在宅療養者に対する歯科保健を「歯科を通して生活に視点を置いた活動」として考え,地域保健活動の一環として日常的に関わっている。
今回,私たちは新人保健婦の話や,これまでの私たちの在宅歯科保健への取り組みを振り返ることで,なぜこのような考え方ができるようになったのかを改めて確認することができた。
それは,決してシステムや職員の人柄のみに頼り作り上げられたものではない。職種ごとで業務の壁をつくるのではなく,職員同士が目的を共有し,保健に携わる一員として,日々の訪問活動や各事業を積み重ねてきたことが最も大きい要因であった。
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