特別記事
イギリスの地域看護教育と地域看護活動—クイーンマーガレットカレッジとシェフィールド大学での研修より
島内 節
1
,
高崎 絹子
1
,
谷口 好美
1
,
佐々木 明子
2
,
藤谷 久美子
3
,
千葉 由美
3
,
森下 安子
3
,
林 なるみ
3
1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学
2山形大学医学部看護学科
3東京医科歯科大学大学院医学系研究科保健衛生学専攻博士課程
pp.140-147
発行日 1998年2月10日
Published Date 1998/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901732
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はじめに
本誌前号でまとめられていたイギリスでの第2回国際地域看護学会(エジンバラ市;1997年8月13〜15日)をはさんで,その前にクイーンマーガレットカレッジへ,その後にシェフィールド大学へ,各1日の見学と研修に参加した。この2つの大学の特色に規定される情報に限られる面はあるが,現在の地域看護を中心とした看護教育と現場活動について,私たちが学んだことがらを紹介したい。
なお,イギリス国内に看護系大学(国立)は47校,すべてに大学院を有する。この中の2つの大学の地域看護学の教育者16人と現場の看護職・ソーシャルワーカー・医師20人余から得た情報を中心にして,これに加えて文献により情報を補足してまとめた。
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