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連載 海外文献紹介—東京大学医学部地域看護学教室からの発信・21
在宅介護サービス受給者の特徴
Characteristics of clients who receive home health aide service. Public Health Nursing, 13 (1) 58-64, 1996.
小西 かおる
1
1東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程(地域看護学)
pp.746-751
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901635
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アメリカで在宅ケアを行っている看護婦は,看護ケアに対してだけではなく,看護婦が計画し監督するケア,つまり在宅介護福祉士(ホームヘルスエイド)のケアに対しても責任を持つ。在宅介護サービス受給者の特徴を明らかにすることは,在宅ケアのサービス内容の検討や,社会・福祉政策の立案に対し意義がある。アメリカの在宅介護サービス受給者は,在宅介護サービスと看護ケアの両方を受けている者と,看護ケアのみを受けている者に分けられるが,これらの特徴の違いを明らかにしている研究は少ない。ここでは,Hays1)により報告された,在宅ケアにおける看護ケアの必要度と福祉サービスの活用についての研究結果を2次的に分析することで,在宅介護サービスと看護ケアの両方を受けた者の特徴と,看護ケアのみを受けた者の特徴の違いを明確にする。
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