Japanese
English
実践講座 リハビリテーションにおける法制度 6
生活保護受給者の脳卒中リハビリテーション
Stroke rehabilitation for the patient with social relief.
佐山 一郎
1
,
鈴木 弘哉
1
,
栗田 哲則
1
,
千田 富義
1
Ichiro Sayama
1
,
Hiroya Suzuki
1
,
Tetsunori Kurita
1
,
Tomiyoshi Chida
1
1秋田県立リハビリテーション・精神医療センター
1Akita Prefectural Center of Rehabilitaion and Psychiatric Medicine
キーワード:
脳卒中リハビリテーション
,
社会保障
,
生活保護
Keyword:
脳卒中リハビリテーション
,
社会保障
,
生活保護
pp.1136-1140
発行日 2005年12月10日
Published Date 2005/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100230
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はじめに
脳卒中は医学的リハビリテーションを必要とする障害原因として,最も多い疾患である.対象患者の高齢化と,経済基盤が弱く生活環境の厳しいお年寄りの脳卒中罹患が多いことから,生活保護受給者を脳卒中リハビリテーションの現場で取り扱う機会が増加している.他方,青壮年期の脳卒中患者では家族の生活上の困窮を生ずる場合があり,臨床現場で相談を受けることが多い.
本稿では脳卒中患者のリハビリテーションを進めていくうえで対応が必要となる福祉諸制度の概要に触れ,さらに生活保護に的を絞って詳説したい.
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