特集 地域保健と地域医療
信楽町における保健と医療(地域医療)の連携とその役割
野崎 昭彦
1,2
1信楽町総合福祉保健医療センター
2信楽町国民健康保険中央病院
pp.101-105
発行日 1997年2月10日
Published Date 1997/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901516
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はじめに
すでに高齢社会に突入した現在の日本社会において,高齢者のケアを中心として保健,医療,福祉の連携が叫ばれて久しい。さらに今後は公的介護保険が導入されると,各市町村レベルでは,住民への健康福祉施策として保健,医療,福祉の連携から統合化への流れが加速されることが予想される。
滋賀県信楽町においては,昭和56年に町立の国民健康保険病院が老朽化のため新築されるに伴い,保健センターが病院と併設された。併設のいきさつは定かではないが,住民サービスとしての保健と医療の提供を連携をもって行うには非常に有効な形である。
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