特集 保健活動のパラダイム・シフト
[異業種からみた保健]
日本のエイズと保健婦の仕事
清水 勉
1
1旬報法律事務所
pp.1048-1049
発行日 1996年11月25日
Published Date 1996/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901477
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今年3月。東京・大阪の各地方裁判所で薬害エイズ訴訟の和解が成立した。たくさんの人々の応援を得て勝ち取った成果は大きい。特にこの勝利が被害者たちに生きる希望を与えたことの意味は重要だ。
しかし,和解は事件全部を解決したわけではない。民事裁判は所詮,国と製薬企業に対して損害賠償金等を被害者あてに払うよう命じただけのことでしかない。
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