特集 保健活動のパラダイム・シフト
[私自身のパラダイム・シフト]
広い視野に立った判断力とコーディネート能力の必要性に目覚める
朝川 福美
1
1大分県日田保健所
pp.990-991
発行日 1996年11月25日
Published Date 1996/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901464
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平成6年7月,保健所法が改正され,地域保健法が公布された。いよいよ平成9年4月以降の新しい公衆衛生の枠組みをわれわれ自らが創造する時代となった。今までの保健所の対人保健サービスは,母子,結核,精神,難病,その他と,個別支援・疾病中心だった。それに伴う医療や福祉との連携を図ることも行ってきた。
しかし,今後の保健所保健婦に望まれる機能・能力を再確認するとき,広い視野にたった判断力とコーディネート能力は欠かせない。その動機づけとなった2つの学びを振り返り,私自身のパラダイムシフトとして紹介する。
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