学校探検隊
広い視野を持った誠実な医療の専門家を目指して
吉村 静馬
1
,
奥本 碧
1
1山ロコ・メディカル学院理学療法学科
pp.50-52
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100767
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
学院の沿革
東に広島,西に福岡,南に愛媛と三方を理学療法士養成教育の古豪に囲まれたこの山口に本校ができたのが平成8年4月.2002年4月現在,全国で150数校の養成校がある中でも既に開講時期を逸した感があり,老舗といわれる多くの養成校が教育内容・教授陣を充実しつつある厳しい状況での開校であった.幕末の混乱期をひっくり返し明治維新の立役者を輩出した土地柄でもあり,時代の先端を歩きたいと常に血が騒ぐ県民性か,新しいコンセプトの養成校ができるものならばと平成6年12月に意を決しての参入であった.
山口市は人口13万人の西の京都といわれ,大内義隆氏がこよなく愛した小さな都市である.県庁所在地としては全国一人口の少ない市というくらいの知名度ではあるが,新しいもの好きの多い都市である.また,県の中央部に位置し,県下のどの地域からも約1時間という交通事情に恵まれた所でもあり,理学療法士を夢見る県内出身者が学生数の5割を占める.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.