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いつまでも若く元気で!!舌体操,足の裏体操そして全身を動かそう—ナイスミドルの健康講座 中野区立しんやまの家
石井 義治
pp.421-424
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900935
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東京都中野区立「しんやまの家」の老人会館事業推進員の佐谷けい子さんは,7年前から中野区で老人の福祉活動に携わってきた。地域や老人会館で接するお年寄りがある日突然に姿を見せなくなり,「どうされたんだろう」と消息をたどると,寝込んでいたり寝たきりになった話などを耳にするにつけ心が痛んだ。
そんな経緯もあり,老人会館利用者の高齢化に伴う健康教育の必要性を痛感し,寝たきりになる前に予防する手だてはないものかと考え,南部保健相談所の保健婦・歯科衛生士,区役所の理学療法士らに相談を持ちかけた。協働する関係者が話し合い,「いつまでも元気で若くいてほしい」「高齢者が地域の中で明るく過ごすには,自分の健康を維持する方法を学んで生活に生かす」との目標を持ち,健康講座開催のはこびとなった。
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