特集 公衆衛生はどう変わるか—保健所法改定を機に
[保健所法改定とこれからの地域保健—サービスの送り手として]
保健所保健婦の立場から
前田 治美
1
1和歌山県新宮保健所
pp.914-915
発行日 1993年10月25日
Published Date 1993/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900792
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私が保健婦として就職した昭和49年当時から約20年の問に,社会情勢や生活の変化がめまぐるしく,それとともに,人口の高齢化と,出生率の変化,慢性疾患を中心とした疾病構造の変化,生活環境問題に対する住民意識の高まりなど公衆衛生をとりまく状況も大きく変化してきています。
地域保健の見直しがすすめられている今,和歌山県の過疎の地域で働く一保健婦として,これまでの業務を振り返りながら,大きな局面について考えてみました。
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