座談会
ホワイエでのボランティア活動と看護職・行政に望むこと[1]
永島 光枝
1
,
二宮 敏子
1
,
岩田 真知子
1
,
飯田 公子
1
1稲毛ホワイエ
pp.1027-1033
発行日 1992年11月10日
Published Date 1992/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900617
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ホワイエが5年目を迎えるにあたって
永島 保健婦雑誌に『ホワイエだより』の連載を続けてきたまとめとして座談会を開くのですが,ホワイエも約5年たって最初の頃と比べて変わったでしょうか。二宮さんどうですか。
二宮 あまり変わったとは思いませんが,オープンする時は心配でしたね,お年寄りがいらっしゃるかどうかという心配が初めにありました。ちょうど千葉市の特養のデイサービスが始まってまだ1年ちょっとでしたが,行政のデイサービスが始まった中でホワイエをオープンさせて,お年寄りが来られるかしらと思いました。それがオープンしてみると次々いらっしゃって,それからもあまり途切れてないですね。亡くなる方もあったり,入所したり入院なさったり,少しずつ変化はあるけれども,また時々お入りになるから。入っていらっしゃる方たちの様子を見ていると,あまり変わったというか,家族に関しては,多少はぼけのことを理解なさっているという印象はあるんですけども,私自身はホワイエで受け入れるという感じとしてはあまり変化を感じないですね,お年寄りや家族に関しては。
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