連載 アンケート調査の方法入門—市町村老人保健福祉計画策定のために
データ入力からデータ解析の実際
安武 繁
1,2
,
瀬尾 明彦
3
,
畠 秀治
1
,
吉永 文隆
3
1広島県三次保健所
2広島県可部保健所
3広島大学医学部公衆衛生学教室
pp.1020-1025
発行日 1992年11月10日
Published Date 1992/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900616
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データ入力
データ解析を行う前に,データ入力を完成させなければならない。データ解析を手集計で行う場合,回収されたアンケート用紙がそのまま解析の対象になるが,100部以上となると手集計では解析内容が多いほど多大な労力を要し,ミスも多くなるし,複雑なデータ分析を行うには無理がある。したがってコンピュータによる解析が推奨されるが,この場合アンケートの内容を,適切なデータ構造を持ったデータファイルになるように入力する必要がある。そのためには,データを符号化(コーディング)し,入力した内容を媒体(フロッピィディスクなど)に格納することが必要である。
データには質的データ,量的データ(連続数値),自由回答のデータがある。
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