連載 ホワイエだより・15
ホワイエ見学記
谷島 美智子
1
,
小野 敏子
2
1茨城県西茨城郡岩瀬町保健センター
2長野県塩尻市社会福祉協議会
pp.488-489
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900511
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稲毛ホワイエの実践活動にふれて
家族の会との出会い
茨城県に住む私が千葉県のぼけ老人をかかえる家族の会と出会ったのは,7年位前だったと思います。
ある日,いつも元気なWさんから,義母がぼけてしまい,毎日,目を離せない状態で疲れてしまったと相談がありました。接し方や生活の工夫も,気持ちよくできる日ばかりではないとのことで,現実の生活の場での介護の大変さ,難しさを感じさせられました。「相談窓口を紹介したところ」予約をとり,本八を連れてくるように言われたとのことで,Wさんは困惑していました。私は,おばあちゃんの思いがけない行為や行動に対して,どう理解し,今どうしたらよいのか助言をいただけると思っていましたので,失望しました。
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