連載 生活の場から看護を考える・26
着る—着せる(7)―家庭介護のなかの衣服
高野 きみ子
1
1生活の場から看護を考える会
pp.312-313
発行日 1989年4月10日
Published Date 1989/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207726
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衣服は,日常生活の活動レベルを規定する重要な事項である。しかし心身活動上の障害をもつ人の「着る—着せる」ケアの場合は,どちらかというと生命維持に直結するという意識と快適性を中心としたケアの意識とが,十分に結合しているとはいいがたいのではあるまいか。
「着る—着せる」シリーズも今回で最後となるが,衣服が生活と密着している場面をふりかえり,日常の保健婦の保健活動を再点検してみたい。
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