連載 生活の場から看護を考える・23
着る—着せる(4)―脱健着患はオールマイティ!?
村瀬 智子
1
1生活の場から看護を考える会
pp.48-49
発行日 1989年1月10日
Published Date 1989/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207678
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前回は"着る—着せる"を身体機能面から考えた。すなわち,着ごこちの良さには,衣服の皮膚へ与える圧や衣服と皮膚の間に存在する空気層が関係すること,したがって,介護者は,着る人の"きつい""スースーする"といった訴えを身体機能に起こっている意味との関係で捉える視点が必要であるということを述べた。そこで今回は"着る—着せる"に伴う動作と関節可動域の関係という視点から介助の方法を考えてみたい。
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