研究・調査・報告
若年の脳血管疾患による死亡者の生活背景に関する研究
桑田 美恵子
,
江口 裕美
,
上田 郁代
,
金川 千鶴子
,
宗野 茂子
,
平井 直枝
,
髙平 綾子
,
谷林 真寿美
,
稲垣 裕子
1
1伊丹保健所
pp.148-156
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207698
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はじめに
脳血管疾患による死亡率は年々減少しているが,それでも,ガン,心疾患に次いで上位の座を占めている。諸外国に比し,まだまだ多い脳血管疾患であり,注目すべき点は,日本には若年脳血管疾患が多い1)ということである。
若年脳血管疾患は,死亡率が非常に高く,働きざかりの一家の大黒柱を失ってしまうという点で,悲劇である。
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