研究・調査・報告
保健婦助産婦課程学生の「集団指導」の経験状況と到達度の検討
宮内 清子
1
,
徳本 ルリコ
1
,
桧垣 明子
1
,
芝 光美
1
1愛媛県立公衆衛生専門学校
pp.137-141
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207696
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はじめに
保健指導の一手法である「集団指導」は,対象の健康意識の向上や主体的な保健行動を期待する働きかけとして重要であり,本校保健婦助産婦課程においても,これまで種々の教育方法を試みてきた。しかし,本課程は保健婦助産婦合同コースで,教育カリキュラムの展開,実習方法や内容などにも制約があり,臨地臨床実習を終了した段階での集団指導経験状況には学生によって差がみられ,目標到達度も十分とはいい難い。
そこで今回,学生の集団指導実施状況および到達度を分析することにより問題点や課題を明らかにし,今後の実習のあり方を検討することを目的に本研究に取り組んだ。
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