特集 「保健婦の仕事/その原点を探る」
企業外労働衛生機関で働く保健婦の役割—中小事業場の労働衛生の水準を高めるために
柳田 勝江
1
1(財)神奈川県予防医学協会
pp.38-43
発行日 1988年1月10日
Published Date 1988/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207463
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はじめに
神奈川県予防医学協会は,昭和30年に「神奈川県寄生虫予防協会」としてスタートし,寄生虫の蔓延時代には,その撲滅運動を展開してきたが,その後,疾病構造が,がんをはじめとする成人病へと変化してきたことを背景に,昭和38年には,神奈川県予防医学協会と改め,事業内容も予防医学全般にわたるようになった。
当協会の事業活動は,学校保健,地域保健,産業保健の3分野に及んでいるが,このうち産業保健分野では,労働衛生全般にわたる事業を手がけ,企業外労働衛生機関としての活動を展開している。
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