特集 国保保健婦の40年
住民の生活実態と国策との狭間で
座談会
国保保健婦—その歴史的使命を終えて
五十嵐 フミノ
1
,
伊藤 うら
2
,
稲垣 裕子
3
,
大峡 美代志
4
,
倉地 レイ子
5
,
野崎 かね
6
,
大坂 多恵子
7,8,9
,
松井 宣子
10,11
1元茨城県生活福祉部医療福祉課
2刈谷市農業協同組合
3神戸市立看護短大
4元長野県須坂市役所
5ふくおか社会保険センター
6千葉県国保連合会
7仙台基督教育児院
8母子健康センター連合会
9元厚生省地域保健課指導室
10健保連保健医療部
11元厚生省保険局医療課
pp.242-258
発行日 1986年3月10日
Published Date 1986/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207136
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戦前の国保保健婦活動
松井 きょうご出席いただいたのは,国保の保健婦の足跡をいま残しておかないと,もうだんだんと皆さんに忘れられてしまうんじゃないかということで,少し思い出話をしていただきたいと思います。
ただ,この中で,2局長4課長通牒以前の市町村国保の保健婦さんの仕事をご存知なのは,大峡さんと五十嵐さんですね。では,まず初めに,2局長4課長通牒以前の国保の保健婦さんの姿をご紹介いただけますか。
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