特集 国保保健婦の40年
住民の生活実態と国策との狭間で
てい談
国保と保健婦の足跡をふりかえって—国保保健婦あればこそ今日がある
鈴木 一雄
1
,
小林 富美栄
2
,
草刈 淳子
3
1元国保中央会事業部
2元千葉大学看護学部
3千葉大学看護学部
pp.228-240
発行日 1986年3月10日
Published Date 1986/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207134
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遠い存在になりつつある"国保保健婦"という言葉
草刈 きょうは懐かしい先生方に久しぶりにお目にかかり,20数年前に戻ったような気がいたします。(笑)
ところで,国保保健婦が昭和53年に市町村に身分移管されて,国保保健婦という言葉もすでに過去の遠い存在になろうとしています。しかし,日本の保健婦活動の発展を考えるときに,どうしても国保の保健婦活動を抜きにしては語れないと思うんですね。特に市町村の保健活動は,国保保健婦あればこそ今日があると思うんです。
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