特集 活動の原点:実態把握
問題を構造的にとらえていく
第3回横浜集会のねらい
飯村 富子
1
,
植野 和子
2
,
岸本 節子
3,14
,
熊谷 勝子
4
,
小宮 勇
5
,
田村 加代子
6
,
中村 裕美子
7
,
原 京子
8
,
久常 節子
9,15
,
松井 圭子
10
,
丸山 美知子
11,12
,
渡辺 幸恵
13
,
松下 拡
16
1川崎市衛生局
2兵庫県洲本保健所
3横浜市鶴見第二保健所
4長野県松川町役場
5横浜市港北保健所
6横浜市南保健所
7大阪府八尾保健所
8三重県伊勢保健所
9国立公衆衛生院
10愛知県師勝保健所
11厚生省健康政策局看護課
12日本看護協会
13横浜市中保健所
14横浜集会実行委員会
15全国組職活動研究会事務局
16元・松川町教育委員会
pp.410-412
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207005
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はじめに
『参加者1人1人が同じ参加者の力をかりて,自らのあいまいな考えや,問題に気づき,保健婦活動として自らの方向を見定める体験をすること』。これは1982年の第1回の全国集会から貫ぬかれている集会のねらいです。
第1回目は,保健婦がいだいている組織活動あるいは地区組織,衛生教育に関して卒直に思いが語られました。そして,生活実態にせまるために持たれたはずのグループワークが,自分たちの感想や意見を出し合うだけで終わってしまうことや,出された意見から問題をひき出して,みんなの課題として継続させられないことなど,参加者の生活実態に結びついていない保健婦自身の姿が見えてきました。
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