グラフ 組織づくりシリーズ・47
自治体の姿勢から学ぶ2—住民と行政が一体となった村づくり—自分たちで生命を守った村の実践
高橋 和子
,
松下 拡
1
,
菊地 頌子
2
1長野県・松川町教育委員会
2東京都江東区・城東保健所
pp.401-408
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207003
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自分たちの 自分たちによる 自分たちのための……という住民主体の姿を築き上げた沢内村の〈村ぐるみのドラマ〉の骨組みは どのように構築されてきたのか.又その中で保健婦はどのように位置づけられ どのような役割を果たしてきたのだろうか.日本のチベットとさえ言われたほどの辺地性と生活苦を背負った小さな村が乳児死亡率0を記録し 医療給付10割を続けるまでになった過程は 舞台の上で繰り広げられる絵巻物よりも はるかにけんらんたるドラマ性を秘めているといえる.今日はそのドラマの観客であるあなたも 明日は舞台上ではなやかな主役を演じていただきたいと念じつつ……
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