特集 住民が期待する保健婦になれるか
静岡県における活動見直しの実践
保健婦教育課程に保健活動〈見直し〉の理論をとり入れた経過・概要とその意義
諸井 とみ江
1
,
森口 育子
1
,
杉井 和美
1
,
深江 久代
1
,
三輪 真知子
1
1静岡県立厚生保育専門学校
pp.818-841
発行日 1984年10月10日
Published Date 1984/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206901
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はじめに
健康問題は時代と共に変化し,近年では慢性疾患患者,難病患者,心身障害者,精神障害者など増加傾向が見られる。これらの健康問題は原因不明のものもあるが,多くは日常生活の暮らし方,個人を取りまく生活環境に起因していることが多く,その発生メカニズムも複雑化している。
保健婦教育ではこのような個々の住民の生活実態をよく見極め,保健婦が担当する地区住民のニードに対応した保健活動を展開できるような養成が期待されている。
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