特集 保健婦学生がインタビュー 先輩が語る戦後の活動の軌跡(1)—23道府県・25人の証言
関東甲信越
公私ともに充実した人生—堀内英子さん(長野県)
池上 きくみ
1
,
小澤 眞由美
1
,
筒井 克子
1
1長野県公衆衛生専門学校
pp.288-292
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206818
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インタビューで堀内さんのお宅に伺ったのは,寒い冬至の日であった。エプロン姿で私達を迎えて下さった姿からは,想像していたような保健婦としての堅さは見受けられず,むしろ一人のお母さんとしての優しい印象を受けた。その日は冬至ということもあり,手作りのパンプキンパンでもてなして下さった。「下宿生活では,かぼちゃも味わえないでしょうから。」という心づくしを大変うれしく思い,それらをいただきながらお話をうかがった。
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