特別企画 真のチームワークを確立するために—再び事務職から保健婦へ
横のつながりを大切に
嶋畑 光信
pp.90-94
発行日 1984年2月10日
Published Date 1984/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206781
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はじめに
上川支庁管内の保健担当課長が集まると,ときどき保健婦のことが話題になることがあった。でも,あまり気にもとめないでいた。
たまたま昭和53年に,国保保健婦が市町村全体の保健婦として活動するようにとのことで身分が移されることになった。それまで一部の市も入って,市町村と,国保上川支部から補助金を受け,相互研修を続けていた保健婦会をどうすべきかということになった。支庁の担当課長も入って協議を重ね,その結果,昭和55年に支庁地区の町村会に上川町村保健婦会として事務局を移し,町村の保健婦のみで相互研修を続けることになった。その際,保健婦と事務系職員の連携がうまくいかないので困っているとの問題が提起されたが,具体的な結論の出ないままに深い討議もなされることもなく終わってしまった。
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