特集 住民の主体性に基づく組織活動を・Ⅰ
保健婦のかかわりを徹底追求
組織活動研究会横浜集会全集録
1日目 G討議(2G)(第2回)
目標が抽象的すぎて
pp.339
発行日 1983年5月10日
Published Date 1983/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206668
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G 幼児食の学習会で,グループの中で意見がたくさん出た。保健婦はこれだったら次にもつなげると感じているけれども,実はそこの意見は《一般論》で出てるんじゃないのかな。自分の体験からそう思う。それを向こうに返してない。つまり,1人の方からインスタントを使い過ぎるとか,学校給食の問題とか出ているけれども,そういう意見は,話し合って下さいと言ったり,問いかけをした時には結構出るわけなんですね。それを今度はそこに集まっているみんなの問題として問い返す力がないと,深まっていかないんじゃないかと思うんです。
司会 岸本さんは意見がたくさん出たということで満足しているけれども,本当はそこが問題であって,そこに参加している人みんなの問題にしていくように問いかけていくとか,押さえ直していく過程がなかったら,仲間内で話し合ってもあまり有意義でないということが出てくるんやろうか。
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