事例研究
対象の生活機能を重視した訪問看護援助についての考察
岩永 牟得
1
,
三宅 智恵子
2
,
宇枝 靖子
3
,
水田 幸子
4
,
篠沢 俔子
5
,
内野 幸子
6
,
兼武 加恵子
7
,
神品 実子
8
,
小尾 和子
1東京都江東区城東保健所
2大阪府立公衆衛生学院
3富山県高岡保健所
4佐賀県立衛生専門学院
5栃木県立高等専門学院
6山口県立衛生看護学院
7熊本県立公衆衛生学院
8大分県大分保健所
pp.156-159
発行日 1979年2月10日
Published Date 1979/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206089
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I.はじめに
昭和49年9月,ねたきり老人90例を調査訪問し,その中の8例について,ねたきり老人とその家族の抱えている問題を明らかにするために,具体的に援助すべき内容をあげ,考察し,本誌(Vol. 32,No. 10.)に発表した。
今回は母性(精神分裂病,妊婦),小児(ダウン症,難病,脳性小児麻痺),成人(結核,脳卒中,病名不明の衰弱者,脳軟化症)の9例を選び,最低3回から18回までの継続訪問を行い,疾病の異なる対象にも適応できるか,具体的な援助を通して確認した。
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