登録管理システム化して

1．村の概況

　白沢村は福島県を縦断している東北線本宮駅より東へ約4kmほど入ったところに存し，福島県のほぼ中央にあたる。北西に磐梯朝日国立公園の一角をなす安達太良山の峻嶺を眺望でき，村の南西部を阿武隈川が北流している。村内全般に小丘陵が起伏し，平均標高300mの高地にあるため，霜・冷・旱害などの影響を受けやすいが，土地は肥沃で米・養蚕・葉たばこ・蓄産などの複合経営に適しており，また，村の総面積48.56km²の34％を占める山林を利用した林業も盛んにおこなわれている。このようにして人口の70％は農業を営んでいる。

　村の道路は県道・村道とも，主要道路はほぼ舗装化され，交通事情は非常によくなってきている。バス路線は村内を縦横に走る5本の路線があり，近郊町村への重要な足になっている。