カラーグラビア メディカル・ハイライト
制度化された視能訓練士
早川 ミツオ
,
宮野 晴雄
1
1読売新聞科学部
pp.6-7,67-69
発行日 1971年10月1日
Published Date 1971/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916141
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シノプトフォアにより視機能を訓練し、斜視を治療している(手前の2台)。方法は左右の光源を点滅したり、挿入する絵柄を変えたりするのだが、患児はさながら遊園地の幻燈機を見ているようだ。訓練士さんとのやりとりも楽しそうで、付添いの母親のまなざしとは対照的だ。1回に40〜50分を要し、10回で治療の見とおしを立てるという。カーテンの奥(暗室)に見えるのはプレオプトフォアで、弱視児の視力を増強しようとするものである。
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