特別企画 看護業務の明確化に取り組もう・5
31巻2号掲載の"4か月も放置されていた‘脳軟化’と診断されていた患者"の事例をもとに(2)
大森 武子
1
,
小林 富美栄
1,2
,
嶋崎 佐智子
3
,
五十嵐 セツ
4
,
大野 絢子
5
,
北尾 玲子
6
,
塚原 洋子
7
1東京女子医大看護短大
2日本看護協会
3東京警察病院
4東大保健学科
5群馬県立福祉大学校
6神奈川県大和保健所
7出版健康保険組合
pp.212-225
発行日 1975年4月10日
Published Date 1975/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205590
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本誌 どうも今日はお忙しいところありがとうございます。この間は,レギュラーメンバーの嶋崎さん北尾さんが欠けられて,フレッシュメンバーを用意してやったんですが,いろいろ突発的な事故があったりして,概括的なお話合いをしていただきましたから,今日もう少し各論的につめていこうということでしたので,よろしくお願いします。
小林 この記録を追ってやったほうがいいですね。こういう患者さんが入院したときに,看護婦としてその人の状態を把握するのに,どういうことで看護としておさえていきましたか。つまり最初に患者さんに接近したときに,どういうふうにその状況をつかんだか,医者は医者の診察があるでしょうけれども,看護婦としてその患者さんのイメージをえがくためにどんなことをしましたか。
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