特別企画 看護業務の明確化に取り組もう・4
31巻2号掲載の"4か月も放置されていた‘脳軟化’と診断されていた患者"の事例をもとに
大森 武子
1
,
小林 富美栄
2,3
,
大野 絢子
4
,
五十嵐 セツ
5
,
塚原 洋子
6
1東京女子医大看護短大
2日本看護協会
3東京女子医大看護短大
4群馬県立福祉大学校
5東大医学部保健学科
6出版健康保険組合
pp.148-160
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205582
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本誌 "看護業務の明確化"ということで,いままで2回ほどディスカッションしてきましたが,総論というとおかしいんですが,考え方みたいなものが,明らかになってきていると思います。今回は抽象論ばかり話していてもしょうがないから,具体的な事例で検討していこうということで,事例紹介の記事は先月号に掲載しましたので,今日はあれをもとに話し合いたいと思います。
このケースは,いままで何回も小林先生が触れてこられた,印象深いケースです。たまたま学生を担当されていた大森先生にもおいでいただきましたので,なにか補足していただくことがあれば,少しつけ加えていただけますか。
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