特集 保健婦教育への提言
私の受けた看護教育
患者のとらえ方に役立った教育
笠井 典子
1
1栃木県大田原保健所
pp.132-134
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205576
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私の学んだ看護学院は,昭和28年に設置された保健婦養成所が前身となって,39年には夜間の看護婦学校を併設し,42年になって初めて看護学科本科,昼間の進学コース専科一部が設置されたという看護婦学校としては歴史の浅い学院である。昭和44年に入学し,本科の第3回生として看護教育の第一歩を踏みだした。本科,進学コースとしての専科一部,二部それに公衆衛生看護学科を合わせもって300名近い学生数であった。県の行政機関の一部として位置づけられており,学生数も現在約400名となって運営その他についても種々特徴がみられる学院である。
そこでの4年間の看護教育の中での感想,兼務教員として教育の一端にたずさわっての感想,その他卒業後2年目を終えようとしている現在の自分なりの考えを書いてみたいと思う。
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