教育実践報告
保健婦教育課程新学習指導要領による本校における教育実施
岩田 フミ子
1
,
杉浦 静子
1
1三重県立津高等看護学院保健助産学科
pp.42-49
発行日 1972年12月10日
Published Date 1972/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205192
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はじめに
昭和26年に出された保助看学校養成所指定規則に基づいて,従来保健婦助産婦看護婦教育がなされてきた。ところが,近年,医療看護の進展がめざましく,それに対応する教育をほどこすことが必要となり,昭和42年に看護教育に関する規則が改正され,いわゆる新カリキュラムが登場した。この新カリキュラムは昭和43年度看護学校入学者から適用されたので,この年度の看護学生は昭和46年3月に卒業し,保健婦・助産婦学校へ進学してくることになった。これを受けて,昭和46年に厚生省は,保健婦学校および助産婦学校に対し,保健婦教育および助産婦教育の教科に関する新指導要領を示し,これに基づいて教育がなされるように指示が出された。本校においてもその線に沿って教育計画がたてられ,実施して1年を経過した。以下その概容を述べる。
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