特集 自治体に働く保健婦のつどい(1)
基調講演
労働・生活・健康
山田 信也
1
1名古屋大学医学部
pp.8-27
発行日 1972年5月10日
Published Date 1972/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205080
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"自治体に働く保健婦のつどい"は今年で4回目になります。編集室が取材にあたって重視した点は,現場の保健婦の自主的な企画であること,何物にも規制されることなく,発言に主体性と自発性があること。各自治体のなかの諸矛盾をついていること,なのです。
今号から3回に分けて掲載しますが,できるだけ完全な形にするように努力しました。
一部には,この種のつどいを"特殊な入たちの集まり"とみる向きもあるようですが発言されている内容をよく吟味していただければ,いずれも,現在,保健婦が直面している重大な問題を,真剣に取り上げていることが,おわかりいただけると思います。決して逃げをうてる問題ではないでしょう。
参加者も年々増加しているこのつどいを,編集室では追いつづけたいと思います。3月号,4月号の特集の延長線上に位置づけてみました。
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