特集 保健婦活動め独自性めざし
町村に根をおろす宮城県の保健婦
石巻保健所管内市町村の活動—河南町における精神衛生活動
河南町保健婦一同
pp.42-46
発行日 1970年3月10日
Published Date 1970/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204627
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
昭和30年5カ村合併により河南町となる本町は杜の都仙台市の東北方約50kmに位置し東南は石巻市と隣接し総面積69.21km2で全体の80%が水田でしめている。主な産業は農業で全体の57.21%。ついで給与所得者は25.6%で,商業が16.4%である。本町の北東には北上川が流れ石巻港に注がれる。交通綱においては北東には国鉄石巻線が敷設され前谷地駅が起点の三陸線も運行している。国道108号線が東西に走り重要な役目になっている。医療機関は組合病院初め医院8カ所を有しているが精神病院はない。
なお当町の昭和44年国保加入状況は表1の通りである。
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.