特集 これからの保健所と保健婦
Ⅱ保健所に望む
産業保健の立場から
保健婦に対するイメージ統一の必要性
富山 明子
1
1パイロット万年筆健康管理室
pp.67-68,72
発行日 1968年3月10日
Published Date 1968/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204150
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その題名に対してとりくむことができるのだろうか
産業保健婦としての私は,社会資源であるべき保健所をどのように考えて企業で働いているであろうか。地域社会に対する健康サービス機関である保健所の存在を忘れて,企業のなかで仕事をしているとしたら,私に与えられたテーマの材料をもちあわせないということになるだろう等テーマにとりくむ前に,ずいぶん悩まされましたが,その過程で"私は企業のなかで,保健婦として,どのような立場をとろうとしているのか"あらためて考えさせられていることに気がつき,産業保健婦の立場から保健所にのぞむとの題をいただいて,私自身がマンネリ化しているのではないだろうか考える機会を与えていただけたことを嬉しく思っております。
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