特集 事業所の健康管理を考える
現場からの声
事業所保健婦として咲かせたい花
富山 明子
1
1パイロット万年筆KK
pp.26-27
発行日 1970年12月10日
Published Date 1970/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204806
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立てば芍薬,坐れば牡丹,歩く姿は百合の花と,昔から美人の代名詞のようにうたわれた花どもです。さて保健婦であり,衛生管理者である私は,企業のなかでどんな素晴しい花を咲かせたいと思っているのであろう。
君のもっている花の種はきっと素晴しい花が咲くと思うけど,咲いたものを見せてもらわなければ,実感として解らないじゃないか。そういわれてみると,ごもっともなことで,従業員1人1人の個人で形成される企業という集団に,私は何をしたいと思っているのか,何をしようとしているのか,この機会に考えてみたい。
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