実態をさぐる
住宅事情は好転したか—再生産活動の基盤
pp.62-63
発行日 1966年9月10日
Published Date 1966/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203742
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戦後の人口の都市集中はすさまじいばかりである。その結果ひきおこされるのは いうまでもなく過密住で都市計画もろくにない日本では都市がたちどころにスラム化する始末となった。建設大臣は 昭和41年7月現在の時点で 5ヶ年計画で1世帯1住宅をと抱負をもらしているが さてどこまでこの公約は果されるものか。いろいろだまされつづけてきた国民が そうやすやすと信用しきれぬ計画かもしれない。そこで今度は わが国の住宅政策のうつり変りをみた上で 住宅事情の現在をふりかえってみよう。
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