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過労,寒さが大きな誘因—長野県上伊那の脳卒中患者の実態(上伊那保健婦部会が調査)
pp.57
発行日 1966年7月10日
Published Date 1966/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203698
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長野県上伊那保健婦部会(北原鈴子部会長,会員36人)は,上伊那地方の過去5年間の脳卒中患者582人の実態を調査していたが,その結果をこのほど下高井山ノ内町でひらかれた日本看護協会保健婦会県支部研究学会で発表した.この実態調査の結果から ①脳卒中患者の家庭看護の必要性とその指導 ②医師への連絡強化と治療の継続 ③後遺症患者の早期機能訓練と生活指導の徹底 ④患者の管理カードによる保健指導の具体案 ⑤若年層にたいする高血圧予防対策 ⑥専門医,学界にたいし,リハビリテーション(社会復帰)の基準の設定要請などの問題点が強調された.
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