びぶりおていく
医師法令ハンドブック/あなたの健康/戦国乱世の文学/名人
福田 千代太
,
T
,
町田 敬之
,
A
pp.60-61
発行日 1966年3月10日
Published Date 1966/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203606
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医師各人の必読の書
医学生には医事法制の概念をやしなうために,診療にたずさわるものには医師としての権能と義務を知り,患者の法的な扱いから施設の円滑な運営をはかるために,また行政に従事する医師には業務遂行のうらづけとして,それぞれ座右においてつねに活用し,影の力としておおいに役だつ好適な参考書である.
著者は序文の中で,医師は人命をあずかるゆえに,多くの法の規制を受け,義務をおい,同時に医師としての権能と権利を与えられているが,法を知らざるがゆえに不詳事の発生があとをたたない,と指摘している.この点が,著者が今日本書を世におくる一つの動機づけともなつているようである.
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