特集 研究会活動の展開
フォーラム
事例をもとにした共同検討
正岡 和
1
,
内田 靖子
2
,
布谷 キミ
3
,
佐竹 美鈴
4
,
田中 恒男
5
1渋谷保健所保健係
2国立公衆衛生院衛生看護学部
3東京都糀谷保健所看護係
4川崎市中央保健所
5東京大学
pp.14-32
発行日 1964年9月10日
Published Date 1964/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203198
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"専門職につく人にとって,研究活動は義務"ということが言われる.従って,保健婦が専門職であるかぎり,研究活動は必須条件にもなる.ところが多くのところで,研究会がうまくゆかない,という声が多く聞かれる.運営の仕方,テーマ,時間,周囲の理解の不足などがからんで,現場の保健婦たちの悩みはつきないようだ.一方,研究会が業務連絡会としての機能しか果たしていない,という実情も耳にする.そこで,研究会とはなにか,研究会と保健婦活動の関連性などを,実際に行なわれた研究会のリポートを中心にして,種々検討を加えてみたのがこの特集である.司会は東大の田中恒夫先生にお願いした.この特集がもとで,さらに読者の間で検討が深まることを期待したい.
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