特集 面接と保健指導
私たちの面接の工夫—石川島播磨重工健保組合の保健婦による
栗田 みさ子
1
,
小池 和枝
,
大和 伊登
2
,
峰崎 千鶴子
3
,
田中 瞳
4
1石川島播磨重工健保組合衛生管理室
2石川島播磨重工第一工場
3石川島播磨重工田無工場
4石川島播磨重工健保組合加入事業所
pp.25-30
発行日 1964年2月10日
Published Date 1964/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203035
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はじめに
当社の保健婦事業は,昭和8年,長期療養者の訪問指導として始まり,戦後は結核蔓延に対処するため職場の中での集団管理と変わったが,何分にも担当婦1人のこととてその処理に追われるようになり,個人指導も,発見された要休養者に限られ,休養と療養の説得および指導で,まったくの集団管理であった.
一方,会社のほうは社会状勢の変化に伴い,人的能力の開発を期して衛生管理,健康管理を専門とする課を独立させた.
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