コンタクトレンズ(36)
社会学というもの
長谷川 泉
pp.50
発行日 1962年9月10日
Published Date 1962/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202651
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東大文学部には社会学科という学科がある.文字通りそこを出た者は現在の社会が要求する知識を広く修めているわけであから,割合にジャーナリズム関係に卒業生を送り出している.その卒業論文の題目を見ると,関心のあり方がわかつてはなはだおもしろい.この科は明治38年以来卒業生を社会に送り出しているわけであるが,そのなかから,ジャーナリズムに活躍している人たちの論文題名を拾つてみる.
金原一郎氏「児童国有の実験的根抵(人口問題より見たるもの)」,蔵内数太氏「社会衰頽の原因考察」,本田喜代治氏「犯罪及刑罰の社会的意義」,小山栄三氏「領内南洋の社会学的研究」
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