口絵
重症心身障害児に初の施設—島田療育園をたずねて
pp.2-8
発行日 1962年5月10日
Published Date 1962/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202560
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重症心身障害児とは,医学用語ではなく社会的な必要からうまれてきた言葉である。いわゆる心身障害児の多くは,教育や治療の対象になる。その施設もある程度普及している。こうした施設で収容をことわられる患児,3重苦,4重苦を背負った医療的にも教育的にも絶望視されているこどもたちは,家庭にとどめざるを得なかった。不幸な事態は数々おこった。
ここに初めて,そうした障害児を収容する施設,財団法人日本心身障害児協会島田療育園ができた。
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